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三井E&S 、エクアドル向け港湾クレーン、JBICによるバイヤーズ・クレジットの貸付契約が締結

 三井E&Sは3月25日、同社がYılport Holding A.Ş.(本社:トルコ共和国、以下YILPORT)及び国際協力銀行(以下JBIC)と締結した港湾整備を推進することを目的とした業務協力協定に基づき、JBICとYILPORTの間で、バイヤーズ・クレジットの貸付契約が締結されたと発表した。

 融資契約は、YILPORT社の子会社であるエクアドル共和国法人YILPORT Terminal Operations S.A. (以下YILPORT Puerto Bolívar)が、同国プエルト・ボリバル港向けに三井E&S製港湾用コンテナクレーン計24基を導入するにあたり必要な資金を JBICとING Bank N.V., 東京支店との協調融資により、YILPORT社を通じ融資されるもの。

 プエルト・ボリバル港の三井E&S製クレーンは、世界最大規模となる24、000TEU船に対応可能な三井パセコポーテーナをはじめ、電動式 三井パセコトランステーナ―など、同港の発展に寄与するとともに環境に配慮したクレーンとなっている。

 また、同港に対しては JBICと覚書を締結している 米国国際開発金融公社(DFC)が、近代化・拡張の為の資金を提供している。港湾インフラ整備については各国公的機関も支援を行っており、今後も三井E&Sは、日本の金融機関のファイナンスの活用による、YILPORTの世界各地でのグローバルターミナルオペレーター事業拡大に貢献すると共に、東南アジア・米国・中南米・欧州・その他地域での港湾物流事業の世界的市場展開を進めていく。

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