Jungheinrich AG (以下、ユングハインリッヒ):2025年3月27日
・受注高: 53億1,100万ユーロ (+1.4%)
・売上高: 53億9,200万ユーロ (–2.8%) *約8,627億円(160円換算)
・EBIT: 4億3,400万ユーロ (+0.9%)
・EBIT ROS: 8.1%
・提案配当: 優先株1株あたり0.80ユーロ
ユングハインリッヒ2024年通期データ
ユングハインリッヒ AG 取締役会会長の Lars Brzoska (ラース・ブルゾスカ)博士は次のように説明しています。
「過去1年間の厳しい市場環境を踏まえると、ユングハインリッヒの事業展開には満足しています。2024年、世界経済は政情不安、地政学的緊張、貿易紛争の激化に支配されました。国内市場である輸出志向のドイツ経済は、2年連続で景気後退を記録しました。早期に開始し、収益保護のために一貫して実行した対策のおかげで、EBIT売上高利益率を前年レベルに維持することができました。」
ユングハインリッヒ AG の取締役会および監査役会は、2025 年 5 月 20 日の年次株主総会において、普通株 1 株当たり 0.78 ユーロ、優先株 1 株当たり 0.80 ユーロの配当支払いを提案する予定です。
■2025 年の予測
欧州経済の持続的な低迷と厳しい市場状況を踏まえ、ユングハインリッヒは 2025 年の受注額が 55 億ユーロから 61 億ユーロ (2024 年: 53 億ユーロ) になると予想しています。現在の金利と為替レートを背景に、同社は現在の会計年度のグループ売上高が 54 億ユーロから 60 億ユーロ (2024 年: 54 億ユーロ) の範囲になると予測しています。これは、地政学的緊張がこれ以上悪化せず、サプライ チェーンが安定したままであるという前提に基づいています。
ユングハインリッヒは、EBITが4億3,000万ユーロから5億ユーロ(2024年:4億3,400万ユーロ)になると予測しています。最新の労働賃金協約に基づく2025年の人件費の上昇も考慮されています。同社は、現在の会計年度のEBIT売上高利益率が7.8%から8.6%(2024年:8.1%)になると予想しています。現在の想定に基づくと、EBTは4億ユーロから4億7,000万ユーロ(2024年:4億400万ユーロ)に達すると予想されています。EBT売上高利益率は7.3%から8.1%(2024年:7.5%)になると予測されています。
2025年度のROCEは15.0%~19.0%(2024年:17.3%)となる見込みです。ユングハインリッヒは、フリーキャッシュフローが3億ユーロ以上(2024年:4億3,100万ユーロ)になると予想しています。
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。