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千代田化工建設、ENEOSから大規模実証プラント建設工事を受注

 千代田化工建設は3月5日、オ ーストラリア子会社の CHIYODA ENERGIES PTY LTD(以下、CEPL 社)が、ENEOSより、直接メチルシクロヘキサン電解合成(以下、Direct MCH)を活用した大規模実証プラント建設工事を受注したと発表した。

 受注した案件は、ENEOSが国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノ ベーション基金事業/大規模水素サプライチェーンの構築」プロジェクトに採択された事業の下で、再生可能エネルギー由来のメチルシクロヘキサン(MCH)製造の低コスト化を目指し、商用規模の Direct MCHプラントの設計・調達・建設を行うもの。

 同プロジェクトで建設する実証プラントは、ENEOSが独自開発した Direct MCHの大型装置を搭載す るもので、将来の社会実装時における課題抽出を目的とするもの。千代田化工建設は、同プラントの設計・調達・ 建設を通じて、持続可能な社会の実現に向けて MCH 製造技術の早期の社会実装に貢献していく。ら

 また、千代田化工建設は総合エンジニアリング会社として、カーボンニュートラル社会の実現に向けて自社での技術 開発等、多方面から事業に取り組んでいる。これらの事業を通じて、千代田化工建設のパーパスである「社会の“か なえたい”を共創(エンジニアリング)する」の体現を目指し、持続可能な社会の発展に貢献していく。

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