・脱炭素社会実現に向けたエネルギー関連技術の研究施設を建設へ
受配電設備メーカーの河村電器産業(愛知県瀬戸市)は2月18日、 2月17日に福島県郡山市と、郡山西部第一工業団地第2期工区の土地売買契約を締結したと発表した。同日午後に郡山市役所で土地売買契約締結式を行った。
郡山市は、2018年より国が始動をした取り組みである『SDGs未来都市』に選定されるなど、エネルギー事業などを積極的に取り入れた街づくりを推進している。一方で、2024年から稼働を開始した郡山工場は、エネルギー関連技術の研究を目的としたラボ棟「LABO」を併設した。しかし、近い将来、人数増加が必要なこと、研究設備の設置スペースに限界がくることがわかった。
この課題を解決し、これまで以上にエネルギー関連技術における研究を加速していくため、「次世代配電システム」と「蓄電システム構築研究」を中心とした研究施設を建設予定とし、福島県郡山市と、土地売買契約を締結した。
<土地・事業概要>(予定)
計画施設:エネルギーに関する研究施設(仮)
所在:福島県郡山市熱海町上伊豆島郡山西部第一工業団地(第2期工区)E街区2号
地積:22,398.38㎡
延床面積:5,000㎡
地目:宅地
操業時期:2027年12月(予定)
雇用計画:50名程度の人材採用を予定(操業後3年間の合計)
※計画は現段階のものであり、今後内容は変更になる可能性がある。