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東洋エンジニアリング、マレーシアでSAF製造プラントの付帯設備建設プロジェクトを受注

 東洋エンジニアリングは2月13日、子会社であるToyo Engineering & Construction Sdn. Bhd.(以下 Toyo-Malaysia)か、マレーシアの国営石油会社PETRONAS Refinery and Petrochemical Corporation (PRPC)の子会社であるPRPC Utilities and Facilities Sdn. Bhd.から、石油・石油化学コンプレックスPengerang Integrated Complex(PIC)内でのOutside Battery Limit(OSBL*)設備の建設プロジェクトを受注したと発表した。

 東南アジア最大・最先端の石油精製施設および石油化学ハブの1つであるPIC内では、SAF(Sustainable Aviation Fuel : 持続可能な航空燃料)を製造するバイオ精油所プラント建設がPRPCによって進行中。Toyo-Malaysiaは、バイオ製油所プラントのOSBLに分類される付帯設備の設計、調達、建設工事を一括で受注し、プロジェクトを遂行する。

 Toyo-Malaysiaは2024年にも、使用済み触媒リサイクル設備の建設プロジェクトを受注しており、これまでのプラント建設の豊富な経験が評価されて今回の受注につながった。

 Toyo-Malaysiaは同プロジェクトを通じて、マレーシアの産業の発展と持続可能な社会の実現に貢献していく。

*OSBL(Outside Battery Limit:バッテリーリミット外)
ユーティリティ(水蒸気や電気など)設備、原料供給・SAFの出荷パイプライン、補助設備、倉庫などの付帯設備が含まれるエリア。

<受注概要>
客先:PRPC Utilities and Facilities Sdn. Bhd. (PRPC)
受注者:Toyo Engineering& Construction Sdn. Bhd.(Toyo-Malaysia)
建設地:マレーシア ジョホール州 ペンゲラン
対象設備:バイオ製油所プラントのOSBL設備
役務内容:設計、調達、建設工事業務の一括請負

 ニュースリリース

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