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神戸製鋼、24年4〜12月の建設機械(コベルコ建機)売上は3.4%減の2,939億円、24年度予想は 4.7%減の3,850億円に下方修正

・通期の経常利益は76%増の160億円に上方修正

 神戸製鋼所が2月7日に発表した2025年3月期第3四半期(2024年4〜12月)連結業績によると、建設機械部門(コベルコ建機)の売上高は、前年同期比3.4%減の2,939億円(前年同期 3,044億円)、経常利益は同2.3倍の216億円(同95億円)となった。

 4〜12月期における油圧ショベルの販売台数は、前年同期比12.2%減の15,800台(前年同期:18,000台)。うち国内は4,800台(同:5,900台)、海外は11.000台(同:12,100台)。また、クローラークレーンは、16.3%増の257台(同:221台)だった。

 2024年度については、売上高は前年度比 4.7%減の3,950億円(前年度4,040億円)、経常利益は同75.8%増の160億円(前年度91億円)となる見通し。欧州での需要低迷が継続することなどから、販売数量の減少を見込むものの、価格転嫁の進展や固定費を中心としたコスト改善等により、増益となる見通し。

 油圧ショベルの2024年度販売は、8.7%減の22,000台(前年度24,100台)、クローラークレーンは、同17.5%増の370台(315台)を見込んでいる。

 神戸製鋼所の2025年第3四半期決算説明資料

 

 

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