・急傾斜に対応した密閉式吊下げ型コンベヤ「SICON®」で搬送能力は大幅向上
古河機械金属グループの中核事業会社で、産業機械部⾨を担う古河産機システムズ(東京都千代⽥区)は2月5日、施工中の足羽川ダム本体建設工事(福井県池田町)において、急傾斜におけるダム堤体打設用コンクリートの運搬設備として、密閉式吊下げ型コンベヤ「SICON®(ジーコン)」を納入し、運転を開始したと発表した。
従来、急傾斜コンクリート搬送は固定式のケーブルクレーンを使用するのが一般的だったが、清水建設と共同開発した急傾斜用SICON®「SCプレミアムベルコン」により、急傾斜でコンクリートを材料分離させずに連続大量搬送が可能となった。これによりコンクリート打設の効率化、工期の大幅短縮を実現する。
古河産機システムズは、培ってきた技術や実績・経験を活かし、国土強靭化や防災・減災のために行われる建設現場で生じる土砂・コンクリート等の搬送課題に対し、ベルトコンベヤで解決すべく、積極的な提案を行っていく。
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