カヤバ（KYB）は1月28日、保有するインドにおけるコンクリート建設機器の合弁会社株式の全てをインド側パートナーに売却し、合弁事業を解消したと発表した。
2013 年 2 月にインド グジャラート州で現地のコンクリート建設機器メーカーの株式を取得して以
来、現地メーカーの経営資源やノウハウを結集し、カヤバの技術でミキサ車を生産することでシナ
ジー効果を発揮することを目指してきたが、当初計画していた経営目標は達成できず、今後とも合弁会社業績の持続的向上・発展が望めないことなどから合弁事業を解消するという判断に至った。今後は改めてカヤバの成長戦略分野に資源を選択し、集中してきく。
なお、株式売却手続きは、2025年 1月 6 日に完了した。今回の株式売却に伴い、2025年３月期連結決算および個別決算において、現在公表している連結および個別の業績予想への影響は軽微となると見込んでいる。
＜合弁会社の概要＞
会社名：KYB Conmat Pvt. Ltd.
所在地：インド グジャラート州
設立年月：2013年2月
資本金：INR 56,643,110
事業の内容：コンクリート建設機器の生産・販売
売却前：カヤバ出資比率 51%