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英JCB、水素エンジンの使用が承認され、2025年に向けて画期的なスタート

 JCB :2025年1月10日

 JCBは本日、世界初の水素燃焼エンジンの開発において、機械での商業的使用を許可するライセンス当局からの画期的な判決を確保した後、重要なハードルをクリアしたと発表しました。

 JCBは、水素を燃料とする完全に機能する内燃機関を開発した最初の建設機械会社であり、150人のエンジニアのチームは、3年以上にわたって1億ポンド(約191億円、191円換算)のエキサイティングな開発に取り組んできました。

 本日、JCBは、ヨーロッパ中の11のライセンス当局が、JCBの水素エンジンをヨーロッパ全域で販売することを許可したことを確認しました。他の国の当局は、2025年に認証で追随する予定です。

 これはJCBにとって非常に重要な瞬間です。非常に多くのヨーロッパ諸国で認証を取得して新年を始めることは、水素燃焼技術の未来にとって非常に良い兆候です。

 Lord Bamford (バンフォード卿)、JCB会長は次のように述べています。
 「JCBは近年、建設および農業機械に適したゼロエミッションソリューションであることを証明しています。この正式な型式承認/認証は、英国とヨーロッパ全体で水素エンジンの販売と使用への道を開きます。今年のより良いスタートは期待できませんでした。何よりも、この段階に到達するためにたゆまぬ努力をしてくれた英国のエンジニアチームに喜んでいます。」

 JCBは、オランダの車両当局RDWが公式認証を発行し、オランダでのエンジン販売を許可した最初のライセンス機関であることを確認しました。イギリス、北アイルランド、ドイツ、フランス、スペイン、ベルギー、ポーランド、フィンランド、スイス、リヒテンシュタインなど、ヨーロッパ中の他のライセンス機関は、RDWのリードに従って必要な認証を発行しています。他の国のライセンス当局は、2025年中に認証に従う予定です。

 JCBは、バックホーローダー、ロードオールテレスコピックハンドラー、発電機セットに動力を供給する130以上の評価エンジンをすでに製造しています。顧客のサイトでのJCBの水素機器の実世界のテストは現在、高度な段階にあり、順調に進んでいます。

 ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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