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神奈川県、「セレクト神奈川NEXT」による支援、AGCなど4社が工場、研究所等を新設

 神奈川県は、企業誘致施策「セレクト神奈川NEXT」により企業の立地を支援しているが、この支援制度を利用して、2024年12月26日、AGCなど4社が工場、研究所等を新設することになったと発表した。うち県内企業3社で投資合計は約602億円。このほか、県外からの立地企業1社の新設計画を企業誘致促進賃料補助事業として認定した。

■企業立地支援事業の認定企業

・企業名/対象産業/立地場所/計画内容/投資額

AGC株式会社/先端医療関連産業/横浜市鶴見区/工場の新設/48,980百万円

・事業目的:横浜市鶴見区に工場を新設し、医薬品・ワクチン原薬の製法開発及び製造を行う。本計画により、平時においてはバイオ医薬品原薬の製法開発及び製造を行い、パンデミック発生時にはワクチン原薬の製法開発及び製造に切り替える「デュアルユース」施設を備することで、バイオ医薬品の国内安定供給に貢献するとともに、持続的な成長を目指す。

株式会社ニップン/研究所は全産業が対象/横浜市都筑区/研究所の新設/11,000百万円

・事業目的:横浜市都筑区に研究所を新設し、製粉及び食品等の研究開発を行う。本計画により、スペースを拡張することで、研究開発の効率性を高めるとともに、社内部門間や外部との連携に力を入れることで研究開発機能の強化を図る。

株式会社サクセス/先端医療関連産業/愛川町/工場の新設/220百万円

・事業目的:愛川町に工場を新設し、医療機器部品の金属切削加工及びロボット自動生産システムの研究開発を行う。本計画により、医療機器部品の受注増加に対応するとともに、生産及び研究開発体制を整備し、売上の拡大を図る。

株式会社クエリー/IT/エレクトロニクス関連産業/横浜市西区/本社の新設/ー

・事業目的:横浜市西区に本社を新設し、情報システムの設計、構築及び業務改善コンサルティング事業等を行う。本計画により、県内事業所と県外本社の集約による業務の効率化を図るとともに、今後の受注増加に対応可能な体制を構築することで、売上の拡大を図る。

 詳細は、ニュースリリース

 

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