日本建設機械工業会が12月26日に発表した2024年11月の建設機械出荷金額は、内需は 10.3%減少の 908 億円、外需は 17.3%減少の1,829億円となった。その結果、内需は4カ月連続の減少、外需は10カ月連続の減少となった。総合計では15.1%減少の2,737億円となり、4カ月連続の減少となった。
■ 内需は 10.3%減少の 908 億円、4カ月連続減少
機種別に見ると、建設用クレーンは 3.7%増加の 173 億円、コンクリート機械は13.7%増加の 27 億円、基礎機械は 3.8%増加の 31 億円、油圧ブレーカ圧砕機は2.0%増加の 23 億円の 4 機種と補給部品 7.3%増加の 131 億円が増加したが、他5機種が減少した。
■ 外需は 17.3%減少の1,829 億円、10カ月連続の 減少
機種別に見ると、トラクタは5.1%増加の250億円、コンクリート機械は34.8%増加の1億円、 基礎機械は前年実績なしの4億円の3機種と補給部品9.1%増加の252億円が増加したものの、他6機種が減少した。
地域別に見ると、全 9 地域中 4 地域で増加したものの、他 5 地域で減少した。
■油圧ショベルの国内出荷は7.3%減の1,926台
2024年11月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ2,776台(前年同月比11.4%減少)、油圧ショベル1,926台(同7.3%減少)、ミニショベル 1,961台(同22.4%減少)、クローラクレーン27台(同10.0%)、ラフテレーンクレーン93台(同2.1%減少)、アスファルトフィニッシャ29台(同44.2%減少)――となった。