丸紅など、山形県遊佐町沖に発電容量45万kWの着床式洋上風力発電所を建設

・経産省および国交省より選定事業者として選定

　丸紅は12月24日、関西電力、BP IOTA Holdings Limited（以下、BPIOTA）、東京ガス、丸高と共同で出資する特別目的会社「山形遊佐洋上風力合同会社」を通じて、「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」に基づく「山形県遊佐町沖海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域」における洋上風力発電事業者公募に応募し、同日、経済産業省および国土交通省より選定事業者として選定されたと発表した。

　同事業は、山形県遊佐町沖に発電容量45万kWの着床式洋上風力発電所を建設し、保守・運営を行うもの。同事業を通じて、地域社会の発展と国内洋上風力産業の活性化、ならびにゼロカーボン社会の実現に貢献していく。

　丸紅は、2021年3月に気候変動長期ビジョンを策定し、中期経営戦略「GC2024」ではグリーン戦略を企業価値向上に向けた基本方針の一つと位置付けている。電力分野においては、日本を含む世界各国で発電資産を保有・運営しており、国内初の商業ベースでの大型洋上風力発電案件である秋田港・能代港洋上風力発電事業にも筆頭株主として参画している。これらの発電事業で得られた知見・経験をもとに、今後も再生可能エネルギー発電事業の開発に取り組んでいく。

＜事業概要＞
事業会社：山形遊佐洋上風力合同会社
事業エリア：山形県遊佐町沖
構成企業：丸紅（代表企業）、関西電力、BPIOTA*、東京ガス、丸高　
* BP p.l.c.の100%子会社
発電種別：着床式洋上風力発電
発電容量：45万kW
売電制度：FIP制度

　詳細は、ニュースリリース