kikai-news.net

日本精工、「風力発電機主軸用高信頼性自動調心ころ軸受」を開発しグローバルで販売開始  

 日本精工(以下、NSK)は12月16日、3つの対策技術を適用した「風力発電機主軸用高信頼性自動調心ころ軸受」を開発し、グローバルで販売を開始したと発表した。

 3つの対策技術とは、(1)長寿命材料「Super-TF」の採用、(2)高硬度被膜「DLC被膜」の採用、(3)高負荷容量化を実現する「新形式保持器(ECAタイプ)」の開発、の3点。

 製品の特長は、優れた耐摩耗性であり、標準品に対して軌道面の摩耗量を1/10以下に低減した。風力発電機主軸用自動調心ころ軸受の主な損傷形態である、軌道面の摩耗を低減し、軸受の耐久性を大幅に向上させた。

 同製品は、風力発電機のメンテナンス頻度低減や、部品交換に伴うダウンタイム(稼働停止期間)の削減などを通じて、安定稼働に貢献する。

 詳細は、ニュースリリース

モバイルバージョンを終了