竹中工務店と鹿島建設、アクティオの3社は12月17日、資機材自動搬送ロボットを開発したと発表した。
建設工事では、工事管理上、必要な資機材を必要な場所に遅延なく供給することが重要。建設現場での資機材搬送は、建設作業員にとって付帯作業であるため、これを自動化することによって、より高いスキルが求められる作業に専念できるようになる。
同ロボットを活用することにより、休憩時間、夜間などの人が少ない時間にも資機材の搬送作業を自動で行うことが可能となり揚重・水平搬送効率の向上も図ることができる。
今後、2025年4月までに国内の建設現場において同ロボットの試行を重ね実用化を図る予定。
さらに、建設RXコンソーシアム「資材の自動搬送システム分科会」の活動を通じて、適用現場数の拡大に向けた改良開発を進め、建設業界全体の更なる生産性や魅力向上を目指していく。
なお、同ロボットが商品化した際のレンタル窓口はアクティオが担当する。
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