スチールプランテック:2024年12月9日
・将来に向けたグリーンスチールへの転換ニーズに備えて市場調査とケーススタディを実施
2024 年 12 月 1 日、ともに日本を代表する製鉄プラントエンジニアリングメーカーであるプライメタルズ テクノロジーズ ジャパンとスチールプランテックは、グリーンスチールへの転換に向けた新しい技術の実現可能性を評価するための有限責任事業組合を設立し、東京都港区に開設した事務所で業務を開始した。
同組合は、将来における日本の鉄鋼メーカのグリーンスチールへの転換ニーズに備えて市場調査とケーススタディを行うことが主な活動内容となる。組合員である両社のノウハウを活用し、顧客の脱炭素化計画の支援を通じて、社会課題の解決に貢献する。
<有限責任事業組合の概要>
組合の名称:ジャパングリーンスチールソリューションズ有限責任事業組合
事業開始日:2024年12月1日
組合事務所の所在地:東京都港区
組合員:プライメタルズ テクノロジーズ ジャパン、スチールプランテック
■プライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies)は本社を英国、ロンドンに置き、金属鉄鋼産業におけるエンジニアリング、プラント建設、およびライフサイクルサービスの提供を行うパイオニアかつ世界的リーダーです。同社は電機、オートメーション、デジタライゼーション、及び環境の総合ソリューションを含めた技術、製品、サービスの一式を提供しており、原材料から完成品まで鉄鋼のあらゆる分野を網羅するだけでなく、非鉄分野でも最新の圧延ソリューションをお届けします。同社は三菱重工グループ 100%出資によるグループ会社で、従業員数は全世界で約 7,000 人です。なお、プライメタルズ テクノロジーズ ジャパンはプライメタルズ テクノロジーズ (Primetals Technologies)の日本法人です。詳しくは、下記より公式ウェブサイトをご覧ください。
公式ウェブサイト
■スチールプランテックは、母体 4 社(JFE エンジニアリング、カナデビア<旧・日立造船>、川崎重工、住友重機械)の製鉄機械事業を統合し 2001 年に設立された製銑、製鋼、連続鋳造、圧延、表面処理分野での製鉄プラントエンジニアリングメーカーです。主力商品のひとつであるアーク式電気炉では、母体時代からの国内外納入数は 100 基以上にのぼり、2021 年には、環境対応型高効率アーク炉「ECOARC™」シリーズが資源エネルギー庁より「先進的省エネルギー投資促進事業」の「先進設備・システム」の認定を受けています。また、2018 年からは AI やロボティクス技術を活用したスマートプロダクツの開発をはじめ、電気炉や連続鋳造、圧延分野で安全性向上、生産性向上や品質向上にも取り組んでいます。
ニュースリリース
*リリース内容から一部「ですます調」で表記しています。