・IT・機械工学分野の優れた人財を採用し、インド国内の開発・設計者を200名規模に拡大
日立建機は12月3日、日立建機グループの製品開発力を強化するため、インドにおいて建設機械の開発・設計を行う連結子会社Hitachi Construction Machinery Development Center India Private Limited(以下、日立建機開発センターインド)を12月下旬に設立すると発表した。インド国内における機械工学やIT分野の優れた人財を対象に、2027年度までに200名規模の開発・設計者を採用していく。
日立建機開発センターインドは、油圧ショベルやホイールローダなどグローバルに展開する製品開発の一翼を担うほか、建設機械の運転室や製缶構造物など各機種で共通の要素技術の開発を行う。また、コンピューター上で技術計算やシミュレーション、解析を行うCAE(Computer Aided Engineering)を活用し、構造物の強度や車体の熱の伝わり方、車体の騒音や振動などの解析も行う。今後、インドで優秀な技術者の採用活動を行い、日本での研修を経て、2026年4月から本格的な事業開始を予定している。
日立建機グループは、製品の開発スピードを加速させ、より高い性能の製品を顧客へ迅速に提供することをめざし、お客さまの事業における課題解決に貢献していく。
<日立建機開発センターインド概要>
会社名:Hitachi Construction Machinery Development Center India Private Limited
所在地:インド カルナータカ州フブリ
設立:2024年12月下旬*1
代表者名:取締役社長:小林 敬弘
取締役副社長:Biplab Hore(ビプラブ ホーレ)
資本金:0.99億ルピー(約1.8億円)
出資比率:日立建機:94%、日立建機ティエラ:6%
従業員数:約10人(設立時)*2
事業概要 建設機械などの開発・設計
*1:日立建機開発センターインドの設立は、設立に際して必要となる関係当局の認可などの取得を条件としてる。
*2:2027年度までに約200人とする計画。