Liebherr(リープヘル ):2024年11月29日
リープヘル社は、スペインの鉄道車両メーカー CAF に 1,632 台の電気油圧式レベリングアクチュエーターを納入します。電気油圧式制御アクチュエーターは、ボストンのグリーンラインのライト レール車両に組み込まれ、駅のプラットフォームで列車を上下させ、乗客が障壁なしで乗降できるようにします。
リープヘル社の電気油圧アクチュエーターは、駅に入る際に車両の入口の高さをプラットフォームの高さに合わせて正確に調整することを可能にします。つまり、身体の不自由な乗客や自転車やベビーカーを持った乗客は、バリアなしで乗り降りすることができます。
「CAFが私たちに寄せてくれた信頼にとても光栄に思います。当社は、以前のプロジェクトですでに CAF にレベル制御用アクチュエータを供給しており、さらにバリアフリーなモビリティのためのソリューションを提供できることを大変嬉しく思っています。センサー制御の電気油圧により、当社のレベルアクチュエータはプラットフォームで列車を最大 80 ミリメートル上げ下げすることができます。北米の多くの地域の列車運行会社がすでに当社のレベル調整システムを使用しており、優れた成果を上げています。」
リープヘル・トランスポーテーション・システムズと CAF の協力関係は、2013 年に米国テキサス州ヒューストンの都市型路面電車のレベリング システム用アクチュエータの供給を受注したことから始まりました。その後、米国オハイオ州シンシナティ、ミズーリ州カンザス シティ、マサチューセッツ州ボストンの各都市の路面電車向けの追加契約が続きました。
リープヘル・トランスポーテーション・システムズのフランス拠点ディレクター、Eléonor Borrallo-Gautier (エレオノール・ボラーロ=ゴーティエ)氏は次のように述べています。
「リープヘルチーム全体にとって、そして特にフランスのパリ・タヴェルニー拠点の同僚にとって、CAFと協力することは常に大きな喜びでした。米国のさまざまなプロジェクトに参加でき、CAFと長年にわたり信頼関係を築けたことは大変光栄です。」
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。