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ヤンマーエネルギーシステム、チェコのコージェネレーションメーカーTEDOM社の買収が完了

 ヤンマーホールディングスは11月19日、グループ会社であるヤンマーエネルギーシステムが、チェコのコージェネレーションメーカーであるTEDOM社の買収を正式に完了し、11月1日付でチェコ商業登記簿にTEDOMの新オーナーとして掲載されたと発表した。ヤンマーは9月4日にTEDOMの前所有者であるジェット・インベストメントと売却について合意に達し、規制当局は過去数週間にわたって審査プロセスを完了した。買収金額は非公表。

 TEDOM社は、コージェネレーションシステムのメーカーとして1990年代から世界的に認知され、近年では従来のエンジニアリングから、分散型電源などの持続可能なエネルギーソリューションやトータルエネルギーサービスへと事業を拡大している。

 今回の買収完了により、TEDOM社はヤンマーグループの傘下となる。ヤンマーエネルギーシステムは、TEDOM社の強みを生かしてヨーロッパにおける新規市場に参入し、新製品開発の効率化などに加え、製造、調達、販売、サービスチャネルなどのリソースを共有することで、シナジー効果を発揮していく。

<TEDOM社の概要>
会社名:TEDOM a.s(テドム)
本社所在地:Výčapy 195, 674 01 Výčapy Czech Republic
(チェコ共和国ヴィチャピ)
設立年月:1991年
従業員数:980名
持ち株比率:ヤンマーインターナショナルヨーロッパ 100%
売上高:315 百万ユーロ(2024年予想)
URL:
https://www.tedom.com/en/

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