Konecranes(コネクレーンズ): 2024年11月13日
2003年に運用が開始されたこのクレーンは、駆動装置、電気、エンジン、油圧装置といった主要部品の交換と改修を含む大幅なアップグレードを受ける予定です。近代化と改修プロジェクトは、2025年第2四半期に開始される予定です。
シュタインヴェーグ社のテクニカル サービス クレーン マネージャー、Arie Stam (アリー・スタム)氏は次のように述べています。
「175年の歴史を持つ当社は、継続的な成功を確実にするためには、効率的で持続可能な運営を維持する必要があることを理解しています。オリジナル機器メーカーとして、コネクレーンズは独自の立場にあり、厳格な現地基準を満たし、既存のコネクレーンズゴットヴァルトクレーン群と統合する近代化を提供できる認定を受けています。」
コネクレーンズのベネルクス港湾サービス営業マネージャー、Wesley Claessens(ウェスリー・クラーセンス)氏は次のように付け加えています。
「当社のクレーンは何十年も使用できるように設計されていますが、高品質の部品でも最終的には摩耗します。今回の近代化により、古くなった部品の交換や改修だけでなく、安全性と性能を向上させ、クレーンの寿命をさらに延ばす新しい技術も導入されます。当社は、この投資でシュタインウェグ社と提携し、運用効率を向上できることを誇りに思います。」
この近代化では、クレーンのオリジナルの鉄骨構造を維持しながら、更新されたソフトウェアで制御される新しい電動ドライブとコンポーネント、バイオ燃料と互換性のある最適化されたディーゼル発電機、アップグレードされた油圧装置と電動モーターを追加します。さらに、クレーンは外部電源に対応しており、将来的に電動操作に改造できるようにすることで、排気ガスと騒音の排出を減らすのに役立ちます。
新しいオンボード PLC (プログラマブル ロジック コントローラー) コンピューターは、最新のクレーン ソフトウェアを操作して、よりスムーズで安全な操作を実現します。TRUCONNECT® リモート モニタリングなどのデジタル サービスにより、リアルタイムのパフォーマンス データが提供され、メンテナンス作業がサポートされます。完成すると、クレーンは新しい コネクレーンズ ゴットヴァルト Generation 6 モバイル 港湾クレーンと同等になります。
顧客重視と事業成長および継続的な改善への取り組みにより、コネクレーンズはマテリアルハンドリング業界のリーダーとなっています。これは、デジタル化とテクノロジーへの投資、そして経済の脱炭素化と循環性と安全性の向上を実現するソリューションによってマテリアルフローの効率化を図る当社の取り組みによって支えられています。
■ Konecranes(コネクレーンズ)について
コネクレーンズは、マテリアルハンドリングソリューションのグローバルリーダーであり、複数の業界の幅広い顧客にサービスを提供しています。私たちは、日々の改善から最も重要な瞬間のブレークスルーまで、常に業界のベンチマークを設定しています。なぜなら、より安全で生産的で持続可能な方法を常に見つけることができると知っているからです。だからこそ、50か国以上に約16,700人のプロフェッショナルを擁するコネクレーンズは、世界が必要とするものを持ち上げ、扱い、移動するために毎日信頼されています。2023年のグループ売上高は40億ユーロでした。コネクレーンズの株式は、ナスダックヘルシンキに上場されています(シンボル:KCR)。
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。