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HD現代インフラコア、水素エンジン技術を活用したクリーンエネルギー発電で協力

 HD Hyundai XiteSolution:2024年11月4日

・米国のAmogy(アモジー)とSK Innovation(SKイノベーション)、クリーンなアンモニア由来の水素発電システムを共同開発
・22リットルの水素燃料電池エンジンとアンモニア分解由来の水素装置「クラッカー」を統合

 HD現代インフラコアは、アンモニア分解由来の水素を使用したクリーンエネルギー発電事業に乗り出します。

 HD現代インフラコアは4日(月)、米国のアモジー、SKイノベーションとアンモニア分解由来のクリーン水素発電システムの開発に向けた戦略的提携を最近締結したと発表した。

 この提携は、アンモニア分解由来のクリーン水素を燃料とする水素エンジン発電システムを2027年までに商用化することを目指している。

 HD現代インフラコアとアモジーは、前者が発電用の22リットル水素燃料電池エンジンを開発し、後者がアンモニアを分解してクリーン水素を生成する装置「アンモニアクラッカー」を開発しており、それぞれの製品を組み合わせようとしている。

 さらに、3社は現在共同開発中の発電ソリューションの商用化機会の発見に向けて協力する予定です。

 HD現代インフラコアは、現在開発中のクリーンなアンモニア由来の水素発電システムを通じて、政府が開放した分散型発電システム市場とクリーンな水素発電入札市場に参入する予定です。

 アンモニアは水素よりも高温でも液体状態を維持し、発火や爆発の可能性が低いため、輸送や保管に有利です。そのため、液化アンモニアはクリーンな水素発電の現実的なソリューションとして注目を集めています。

 HD現代インフラコアの関係者は、次のように述べています。   「最先端の水素エンジン技術とアンモニア分解技術を統合し、クリーン水素発電市場の立ち上げに積極的に貢献します。長期的には商用化を強化し、さまざまなビジネスチャンスをつかむ態勢を整えています。」

 一方、HD現代インフラコアの11リットル水素エンジン「HX12」は、9月に開催された水素産業展示会「H2 MEET 2024」でメディアから水素産業最優秀製品(ベストピック、トップアワード)に選ばれました。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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