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千代田化工建設、電源開発(J パワー)より、CO 2 液化・貯蔵設備に係る検討業務を受注

 千代田化工建設は11月13日、電源開発(J パワー)より、CO 2 液化・貯蔵設備に係る検討業務を受注したと発表した。

 J パワーは、他 7 社と共同で提案した「マレー半島沖南部 CCS 事業」が、独立行政法人エネルギー・金属 鉱物資源機構(JOGMEC)の実施した令和 6 年度「先進的 CCS 事業に係る設計作業等」に関する公募に 採択されており、委託調査業務のうち、九州エリアに所有する火力発電所から排出される CO 2 を回収 し、マレー半島沖の CO 2 貯留サイトへ貯留する CCS に関連する検討を行う。千代田化工建設はこの中で、九州エリアにおいて J パワーが所有する火力発電所向けの CO 2 液化・貯蔵設備検討業務に取り組む。

 千代田化工建設は CCS に関して様々な知見を得るべく積極的に対応を行う中で、特に天然ガスの液化プラント建設 で培ったガスの低温液化技術を強みとし、CO 2 の液化プラントについて独自の技術開発を進めており、検討業務においてもその知見を活かしていく。

 また、千代田化工建設は総合エンジニアリング会社として、CCS を含むカーボンニュートラルの実現に貢献する技術 の社会実装に向けて多方面から事業に取り組んでいる。これらの事業を通じて、千代田化工建設のミッションである 「エネルギーと環境の調和」を目指して、持続可能な社会の発展に貢献していく。

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