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シード、鴻巣研究所4号棟の建設計画を拡大変更、月間生産枚数を 1,400万枚へ引き上げる計画

・投資予定額131億円から 173億円へ増額

 ㈱シード(東京都文京区)は11月11日、2024年2月7日に公表していた埼玉県鴻巣市の鴻巣研究所4号棟の建築について、月間生産枚数を 1,400万枚へ引き上げるため、投資予定額を131億円から 173億円へ増額するなど、計画内容を拡大変更すると発表した。

■変更の理由
 シードでは、安定した商品供給と市場競争力を高める新商品の量産体制を整備することを目的として、「生産力の抜本的引上げによる収益力の強化」を成長戦略の柱として中期経営計画に取り組んでおり、2024 年4月に竣工した2号棟別館(月間最大生産枚数 700万枚) 延伸に引き続き、現在4号棟建築の計画を進めている。

 4号棟第1期計画において、当初月間生産枚数 1,000 万枚の増産を予定していたが、安定した商品供給の確立と今後の成長戦略の実現に向け、当該月間生産枚数を 1,400万枚へ引き上げる計画へと、積極的に拡大変更した。

 加えて、今後の拡張余地の増強や製造製品の多様化への対応に向けて処理能力の強化や設備仕様等の見直しを行ったことにより、総投資予定額が 131億円から 173億円へ増額することにした。

 なお、建設期間については当初 2024年8月着工が 11 月着工へ変更となっているが、竣工は当初予定の 2026年1月で変更していない。

 全体では、4号棟第一期計画が完了することにより、月間最大生産枚数は現在の 6,500 万枚から 7,900万枚まで引き上げられる予定。シードが国内のみならず、世界のコンタクトレンズ市場でプレゼンスを発揮することを目標として、引き続き市場競争力と企業価値の向上に努めていくとしている。

<鴻巣研究所4号棟の概要>(変更後)
所在地:埼玉県鴻巣市袋1030番7
用途:コンタクトレンズの製造工場と製造設備
総投資額:173億円(予定)
資金計画:一部リースによる貸借と金融機関からの借入れと自己資金(詳細未定)
建設期間:着工2024年11月/竣工予定:2026年1月
完成後能力等:1日使い捨てと新素材のコンタクトレンズの製造が可能となる。現時点では、第一期計画増産分として「1,400万枚/月」規模の生産能力を予定。第二期計画として、現時点で「1,000万枚/月」の拡張余地を残している。
建築面積:5,625.93㎡
延床面積:15,018.60㎡

詳細は、ニュースリリース

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