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鍛圧機械、24年10月の受注は前年同月比 8.4%減の236.7億円

 日本鍛圧機械工業会は 11月11日、2024年10月度の鍛圧機械受注実績を発表した。受注総合計は236.7億円で、前年同月比で8.4%の減となった。当月は板金機械が国内・輸出ともに堅調に推移したが、プレス系、サービス系は前年割れとなった。

 板金系は北米向けの輸出が好調だったこともあり、9カ月ぶりに大幅に伸びた。全般的に国内の低迷が続いており、輸出頼みの状況といえる。

 機種別によると,プレス系機械が87.2億円で24.7%の減となった。小型プレス 28.9%増、油圧プレス 21.7%増、フォーミング81.1%増であったが、中型・大型・超大型プレスはマイナスであった。

 板金系機械も78.1億円で16.6%の増となった。パンチングは59.0%増、レーザ・プラズマ3.8%増で、ブレーキ・シャー5.3%減であった。サービス系も71.4億円で5.8%の減であった。

 国内は71.6億円で36.7%の減となった。鉄鋼71.7%増、一般30.9%増となったが、金属12.8%減、輸送61.1%減、電気26.4%減であった。

 輸出は93.7億円で34.7%の増であった。北米向2.4倍、インド向2.0倍、中国向14.9%増。韓国向47.3%増、東南アジア向61.7%増となったが、欧州向は21.6%減となった。

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