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米キャタピラー、ラック・ストーン採石場で自律走行型 Cat® 777 オフハイウェイ トラックを発売し、将来の技術進歩への道を切り開く

・完全自律運転の実証に成功

 Caterpillar Inc. (キャタピラー社): 2024年11月7日

 テキサス州アービング、2024 年 11 月 7 日 – キャタピラー社 (NYSE: CAT) は本日、同社の Cat® 777 オフハイウェイ トラックの完全自律運転の実証に成功したと発表しました。バージニア州シャンティリーにあるLuck Stone (ラック・ストーン)のBull Run(ブル・ラン)工場で運搬用にこの最新モデルの Cat® MineStar™ Command (Catマインスターコマンド)がデビューしたことは、採石場および骨材セクター向けの自律運搬ソリューションを提供するというキャタピラーの目標にとって重要な節目となります。

 この機械と技術の導入の成功は、米国最大の家族経営の砕石、砂、砂利生産者であるラック・ストーンとキャタピラーの間で進展がみられることを浮き彫りにしています。2022年12月、ラックストーンとキャタピラーは、採石場および骨材用途向けのキャタピラーの自律ソリューションの開発を加速させる契約を発表しました。

 これは、キャタピラーが骨材業界で自律技術を導入する初の事例であり、同社の自律トラック車両群に100トンクラス(90トンクラス)のCat® 777が加わることになります。

 キャタピラーは長年にわたり、自律走行の業界リーダーとして認められてきました。3大陸で自律走行トラックは3億2,500万キロメートル以上走行し、86億2,000万トン以上を自律的に輸送してきました。キャタピラーのコマンド搭載自律走行トラックの現在のフリートは、運搬用に米国の砕石の年間総生産量を上回るトン数を世界中で輸送しています。世界最大級の鉱山のいくつかは、パフォーマンスの向上を実現するためにCatコマンドテクノロジーを使用しています。キャタピラーは2年間にわたり、採石場の運営に関する専門知識を構築するためにラックストーンと提携し、採石業界全体の顧客にとって拡張可能で経済的に実行可能なシステムを開発し、安全性と生産性の大幅な向上を実現することを目指しています。

 キャタピラー社の資源産業インダストリーズグループプレジデント、Denise Johnson (デニス・ジョンソン)氏は次のように述べています。
 「ラック・ストーンとキャタピラーの両チームに、この素晴らしい成果を祝福します。これはブル・ランの事業だけでなく、採石場や骨材、建設業界に役立つ新しい技術を開発する当社のあらゆる規模の顧客にとっても意義深いことです。この実践的なコラボレーションにより、この分野向けの実績ある鉱業ソリューションを拡大する当社の能力が加速しました。」

 ブル・ラン工場での自動運搬の成功は、キャタピラーとラック・ストーンの協力関係における最初のマイルストーンとなります。この成果は、骨材業界で自動技術を商業的に利用できるようにする前に、仮定と技術の継続的なテストと検証の基礎を築くものです。

 Luck Companies (ラック ・カンパニーズ)の会長兼CEO、Charlie Luck(チャーリー・ラック)氏は次のように述べています。

 「ブル・ラン工場での自律運搬ソリューションの導入が成功したことは、ラック・ストーンの従業員、キャタピラー社、そして業界にとって大きな成果です。私たちの使命は、人間の可能性を引き出し、他者の生活にプラスの影響を与えることです。このプロジェクトは、従業員が成長し、学ぶ機会と経験を提供することで、まさにそれを実現します。キャタピラーの革新的な技術は、安全性を向上させ、次世代の鉱業専門家を引き付けるツールにもなります。私たちは、自律性の未来と次の展開に期待しており、キャタピラーとの継続的な協力関係に感謝しています。」

🔳 Caterpillar(キャタピラー)について
 2023年の売上収益が671億ドルのキャタピラー社は、建設および鉱山機械、オフハイウェイディーゼルおよび天然ガスエンジン、産業用ガスタービン、ディーゼル電気機関車の世界有数のメーカーです。当社は100年近くにわたり、顧客がより良く、より持続可能な世界を構築できるよう支援し、炭素排出量の少ない未来の実現に取り組んでいます。当社の革新的な製品とサービスは、世界的なディーラーネットワークに支えられ、顧客の成功に役立つ卓越した価値を提供します。キャタピラーはすべての大陸で事業を展開しており、主に建設産業、資源産業、エネルギーおよび輸送の3つの主要セグメントで事業を展開し、金融商品セグメントを通じて融資および関連サービスを提供しています。

🔳 Luck Stone(ラック・ストーン)について
 Luck Companies (ラック・カンパニーズ)は 100 年以上にわたり、人々を中心に事業を展開してきました。4 世代にわたるファミリー リーダーが、私たち一人ひとりがリーダーになる可能性を秘めている、誠実さ、責任感、リーダーシップ、創造性というコア バリューに沿って生き、リーダーシップを発揮すれば、他の人々の生活にプラスの影響を与えることができるという考えのもと、事業を築いてきました。

 ラック・カンパニーズの 3 つの事業部門は、経済を動かし、環境を保護する橋、道路、建物の基盤となる製品を製造しています。当社は、人々が繁栄できる文化を推進することで、国内最大かつ最も急速に成長している家族経営の砕石および環境パフォーマンス製品の製造業者となりました。当社は今後も成長を続け、従業員とコミュニティの可能性を高め、お客様に卓越した体験を提供し、当社の使命の影響を次世代に広げていきます。

 バージニア州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ジョージア州に拠点を置き、1,000 人以上の従業員を擁する ラック・カンパニーズは、1923 年に Charles Luck Jr. (チャールズ・ラック・ジュニア)によってバージニア州リッチモンドに設立され、本社を構えています。詳細については luckcompanies.com をご覧ください。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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