長谷川香料（東京都中央区）は10月18日、同日開催の取締役会において、 中国の浙江省平湖市において各種香料の製造販売子会社を設立することを決議したと発表した。
なお、新会社は出資が完了すると、資本金が長谷川香料の資本金の額の 100分の 10以上に相当し、長谷川香料の特定子会社に該当することとなる。
長谷川香料グループは、着実なグローバル展開を図るという基本戦略のもと、日本、米国、並びに中国、東南アジアを中心としたアジア地域に集中的に経営資源を投下している。
長谷川香料は、2000年１月、上海市に中国における独資子会社である長谷川香料（上海）有限公司を、2006年８月には、蘇州市工業園区内に中国における第二生産拠点として長谷川香料（蘇州）有限公司を設立し、その後中国事業は順調に拡大している。中長期的に安定した市場拡大が期待できる中国において、現地需要拡大に対応し、より一層のサービス体制の強化を図るとともに、事業の継続性を確保するため、敷地面積 約37,000 ㎡の中国における第三の生産拠点を平湖市独山港経済開発区に新設することにした。
＜設立する会社の概要＞（予定）
名称：長谷川香料（平湖）有限公司
所在地：中華人民共和国 浙江省平湖市独山港経済開発区
代表者の役職・氏名：総経理、グループ執行役員・大多和 利彦
事業内容：各種調合香料、香料原料、食品添加物及び食品素材の製造販売
資本金：33,500千米ドル（約 4,857百万円）1 ドル＝145.00 円で換算
設立年月日：2024年 12月（予定）
大株主及び持株比率：長谷川香料株式会社 100.0％