Deere & Company (ディア社):2024年10月29日
・新しい John Deere Auto Pickup (ジョンディア自動ピックアップ)機能により、現場の進捗状況をリアルタイムで最新の状態に保ちながら、スキッダーの生産データの収集が簡素化されます。
・John Deere TimberMatic Maps (ジョンディア・ティンバーマティック・マップ)内の業界独自の Auto Pickup 機能により、スキッダーのオペレーターは TimberManager(ティンバー・マネージャー)を通じてリモートで作業の進捗状況を簡単に監視できます。
ジョンディア社の製品マーケティングマネージャー、Matt Flood(マット・フラッド)氏は次のように述べています。
「この新機能は、顧客のニーズを満たし、森林での効率と認識を高めるために開発されました。Auto Pickup は、初めて使用したときに現場とオペレーターのパフォーマンスを向上させると確信しています。この技術により、現場の重要なデータが自動的に収集され、収集プロセスから推測作業が排除されます。」
Auto Pickup は、シフトの開始時に TimberMatic マップ ディスプレイのアイコンをタップするだけで起動でき、収集を簡素化します。Auto Pickup 機能は、一度有効にすると、手動で解除しない限り、キー サイクル間でオンのままになります。そのため、オペレーターは頻繁に機能をオンに戻す必要がなく、作業に集中できます。
起動すると、オペレーターは荷物を置く適切な着陸地点を選択するだけで、機械知能を使用して、Auto Pickup が機械の機能を継続的に監視し、束が適切にピックアップされているかどうかを判断します。オペレーターが束をピックアップすると、Auto Pickup が自動的にそれを選択し、調整可能な事前設定された時間が経過すると、束は選択された着陸地点に追加されます。この新しい機能は、収集プロセスを簡素化するのに役立ち、最終的にはハンズフリーの方法であるため、オペレーターの関与が少なくて済みます。
Auto Pickup を使用すると、スキッダーのオペレーターは一時停止して生産を追跡する必要がなくなります。これにより、収集後の計算された時間ではなく、リアルタイムで生産情報とローダーに移動された在庫が最新であることを確認できます。作業が進むにつれて、生産データと伐採ルートが TimberMatic マップ上でリアルタイムに更新され、作業現場の実際の状態が表示されるため、推測を最小限に抑えることができます。Auto Pick データが収集されている間、所有者、監督者、職長は TimberManager を使用してリモートでライブの進行状況を監視できます。これにより、リモートの場所から作業現場を完全に把握できるため、作業を監視するために伐採現場に立ち会う必要性が最小限に抑えられます。
Auto Pickup は、TimberMatic Maps がインストールされている既存のマシンで利用できるようになりました。
Auto Pickup テクノロジーと John Deere 林業ソリューションのフルスイートの詳細については、お近くの販売店にお問い合わせいただくか、www.deere.com/en/technology-products/forestry-and-logging-technology/ をご覧ください。
■ Deere & Company について
Deere & Company (ディア社)は、農業、建設、林業機械の提供における世界的リーダーです。当社は、顧客がより生産的で持続可能な方法で可能性の限界を押し広げ、生活を飛躍的に前進させるお手伝いをしています。当社のテクノロジーを活用した製品には、John Deere Autonomous 8R Tractor、See & Spray™、E-Power Backhoe などがありますが、これらは、世界中で高まる食糧、住居、インフラのニーズに応える当社の取り組みの一例にすぎません。Deere & Company は、John Deere Financial を通じて金融サービスも提供しています。
Deere & Company の詳細については、www.deere.com/en/news/ をご覧ください。
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。