ヤンマーホールディングス (大阪市北区)は10月18日、グループ会社であるヤンマーパワーテクノロジー(大阪市北区を)、2025年10月をめどに分社化する計画を発表した。分社の方法、新会社の概要などは詳細事項が決定次第、改めて発表する。
ヤンマーパワーテクノロジーは、2020年4月にヤンマーから社名を変更し、産業用小形エンジン(小形事業)、大形舶用エンジン(特機事業)を中心にエンジンの開発・製造・販売を行ってきた。近年では脱炭素化の流れに対応するため、小形事業では電動化、特機事業では水素やアンモニアなどの新燃料に関する研究開発も進めている。
今回、事業ごとの脱炭素に向けた技術の方向性、製品を提供する市場特性の違いなどに応じてスピード感のある事業活動が行えるよう両事業を分社化し、迅速な意思決定ができる体制作りを目指す。