・ジェーン・ヘフナー氏を副会長に任命
IFR （International Federation of Robotics：国際ロボット連盟）：2024年10月16日
ファナックの伊藤孝幸氏は、これまで副社長を務めており、2022年から同職を務めてきたABBのMarina Bill（マリーナ・ビル）氏の後任となります。
伊藤氏は「ロボットの世界の偉大な親善大使であった前任者のマリーナ・ビル氏の仕事を引き継ぐことを誇りに思います。私たちは、世界中で産業およびサービス分野の自動化が急速に変化しているのを目撃しています。IFRの新副社長であるMobile Industrial Robots（モバイル・インダストリアル・ロボッツ社）のジェーン・ヘフナー氏とともに、私たちの使命を楽しみにしています」と述べました。
■ ロボット工学における40 年以上の実績
伊藤孝幸氏は、ロボット工学業界で 40 年以上の実績があります。現在は、日本の忍野に本社を置く日本のロボット製造会社ファナックで最高技術顧問を務めています。伊藤孝幸氏は 1981 年以来、この日本のロボット製造会社でさまざまな役職を務めてきました。1997 年には、北米のファナックロボティクス部門の上級副社長に就任しました。2002 年にファナックの日本本社に戻り、ロボット技術センターのゼネラルマネージャーに就任しました。
■新副会長ジェーン・ヘフナー
IFR の新副社長ジェーン・ヘフナーは、オートメーション、ロボット工学、自動車、航空宇宙などのテクノロジー主導の業界で 20 年以上の経験があります。現在は、自律移動ロボットの大手メーカーである Mobile Industrial Robots (MiR) でグローバル セールス担当副社長を務めています。デトロイトを拠点とするこの役職で、ヘフナーは同社のグローバル セールス戦略と実行を監督しています。MiR に入社する前は、ABB Robotics やその他の大手産業企業で指導的役割を果たしていました。
ニュースリリース
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。