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笠野興産、和歌山市で医薬品工場を増設

 和歌山県は10月8日、医薬品、化成品を製造する笠野興産(和歌山県和歌山市)が本社工場に医薬品工場を増設することになり、10月23日に和歌山市と立地協定式が行われる予定だと発表した。
 同社は、有機合成化学品や食品分野のほか、医薬品の受託製造事業でも大きな成長を遂げ、液剤や粉末剤などの小分け製造から検品包装、試験検査、保管、出荷までの一貫生産体制が高く評価されている。
 今回、医薬品工場の増設により、製剤・製薬の試験検査能力を強化する。成長が見込まれるジェネリック医薬品市場に高品質で安全な医薬品を安定供給するための製造体制を構築し、医薬品事業の更なる拡大を目指す。

<立地計画概要>
立地場所:和歌山県和歌山市井ノ口550番地の1(本社工場敷地内)
事業内容:医薬品製造
延床面積:1,779㎡
雇用予定:新規地元雇用者24名(3年間)(正社員17名、非正社員7名)
投資額:約20億円(建物・設備)
操業時期:2025年9月操業開始予定

 ニュースリリース

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