㈱正興電機製作所(福岡市博多区)は10月10日、「ひびきの研究開発センター(仮称)」建設の着手にあたり、同日、北九州市との立地協定を締結したと発表した。
同社は、北九州学術研究都市(ひびきの)において、産学官連携による最先端の製品および技術開発を推進する研究開発拠点として「ひびきの研究開発センター(仮称)」を建設する。完成は、2026年4月の予定。
ひびきの地域における理工系大学、研究機関、そして先進企業とのシナジー効果を最大限に活用し、事業成長の柱であるDXおよびGXに貢献する製品開発を加速。オープンイノベーションを推進し、新規事業や革新的な製品の創出を通じて、さらなる事業拡大を目指す。
北九州市との立地協定を締結し、停電時には周辺施設へ電力を供給可能な「地域EMS(エネルギーマネジメントシステム)」の推進も計画している。