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東洋建設・IHIインフラ建設・カナデビア、フィリピン共和国パッシグ・マリキナ川河川改修事業(フェーズⅣ)を受注

 東洋建設と、カナデビア(旧 日立造船)および㈱IHIインフラ建設で構成する共同企業体(JV)は10月3日、フィリピン共和国公共事業道路省が発注するパッシグ・マリキナ川河川改修事業(フェーズⅣ)の「パッケージ1」工区を受注したと発表した。

 東洋建設および東洋建設が幹事会社を務めるJVにて施工中の「パッケージ2」工区および「パッケージ3」工区に続き、隣接する工区の受注となる。今回のJV受注総額は約280億円で、日本政府開発援助(ODA)の有償資金協力(円借款)のうち、本邦技術活用条件(STEP)として実施される。(詳細は、2024年6月20日付けリリース、「フィリピン共和国パッシグ・マリキナ川河川改修事業(フェーズⅣ)の受注内定」を参照)

 東洋建設は、自然災害が多い国の一つであるフィリピン共和国に1973年に進出して以来、様々な事業に参画している。大規模な河川工事分野では、アグノ川流域緊急復旧工事(ルソン島中部)、オルモック市洪水対策工事(レイテ島)、ラオアグ川治水・防砂工事(ルソン島北部)、パッシグ・マリキナ河川改修工事フェーズⅡ、フェーズⅢ(マニラ首都圏)、カガヤンデオロ洪水対策工事(ミンダナオ島北部)等、数多くの施工実績を積上げてきた。

 半世紀を超えるフィリピンでの事業は、東洋建設にとってかけがえのない財産。これからも地域に根差した事業展開を進め、東洋建設の保有する技術の移転や人財育成などを行い、同国の社会・経済発展に寄与していくとしている。

 ニュースリリース(東洋建設)
 ニュースリリース(IHIインフラ建設)
 ニュースリリース(カナデビア)

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