・省エネの未来の粉砕技術に投資
Metso（メッツォ） ：2024年10月2日
メッツォは省エネ粉砕技術の開発に投資しており、長年のパートナーであるSwiss Tower Mills Minerals AG（STM、スイス・タワー・ミルズ・ミネラルズ）の発行済み株式を買収する契約を締結しました。メッツォはこれまで、同社の15％の少数株主でした。両当事者は取引額を公表しないことで合意しています。
メッツォは、STMの他の株主の売却決定を受けて、優先購入権を行使することを決定しました。この取引の結果、メッツォの所有権は100％に増加します。メッツォは、以前の15％の株式保有を非流動金融資産として報告しています。
メッツォは、STM の他の株主の売却決定を受けて、優先購入権を行使することを決定しました。この取引の結果、メッツォの所有権は 100% に増加します。メッツォは、以前の 15% の株式保有を非流動金融資産として報告しています。
スイスのバーデンに拠点を置く スイス・タワー・ミルズ・ミネラルズは、垂直粉砕機ソリューションを専門としています。同社は、メッツォが独占的に販売およびサービスを提供している HIGmillTM 粉砕機で最もよく知られています。この技術は、現代の粉砕回路に不可欠であり、たとえばメッツォ HRCTMe 高圧粉砕ロールと組み合わせることで、エネルギー効率の高い粉砕プロセスの開発に不可欠です。長年にわたる協力を通じて、垂直粉砕機技術の使用は大幅に増加しており、この傾向は今後も続くと予想されます。
メッツォの鉱物事業部門社長兼副CEOのMarkku Teräsvasara（マルク・テラスヴァサラ）氏は次のように述べています。
「スイス・タワー・ミルズ・ミネラルズチームがメッツォの一員となることを大変嬉しく思います。私たちは長年にわたり、鉱業業界のお客様へのサービス提供で協力してきました。今後も、当社のお客様は、当社がさらに開発を進めていく比類のない粉砕ソリューションの提供から恩恵を受け続けるでしょう。」
スイス・タワー・ミルズ・ミネラルズの取締役会長Fritz Moser（フリッツ・モーザー）氏は次のように述べています。
「メッツォがスイス・タワー・ミルズ・ミネラルズを粉砕技術のベンチマークとしてさらに発展させることに全力を尽くしていることを確信し、私と私の個人株主の同僚とともに、当社は同社の所有権を売却することを決定しました。したがって、メッツォと共同で鉱業向けに確立した技術が、メッツォのフローシート能力の重要な部分であり続けることを嬉しく思います。」
この買収は独占禁止当局の承認を条件としており、2025年初頭に完了する予定です。
■ Swiss Tower Mills Minerals AG について
スイス・タワー・ミルズ・ミネラルズ AG は、スイスの革新的な中規模エンジニアリング会社で、卑金属および貴金属の鉱物処理業界における粉砕に革命を起こし、継続的に改善するというビジョンを持っています。同社の垂直粉砕機技術は、業界で 50 年以上の豊富な実績があり、200 台を超える微粉砕機および超微粉砕機が稼働しています。www.stmminerals.com
■ Metso（メッツォ）について
メッツォは、世界中の骨材、鉱物処理、金属精錬業界向けの持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューション、サービスにおける先駆者です。当社は、製品とサービスの専門知識により、顧客のエネルギーと水の効率を改善し、生産性を高め、環境リスクを軽減します。当社は前向きな変化のパートナーです。
フィンランドのエスポーに本社を置くメッツォは、約 50 か国で 17,000 人以上の従業員を雇用しており、2023 年の売上高は約 54 億ユーロでした。同社は Nasdaq Helsinki に上場しています。Metso.com、x.com/metsoofficial
ニュースリリース
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。