荏原、インバータ内蔵PMモータ搭載ポンプを発売

・最高レベル「IE5」相当のモータ効率を実現

　㈱荏原製作所は9月30日、インバータ内蔵PMモータ搭載ポンプを発売したと発表した。近年、持続可能な開発目標「SDGs」の達成が重要視されているなか、荏原では、主力製品であるポンプの省エネ化に向け、新たな製品を発売した。

　画像：モータ直動型ポンプ（左からFSDV型、LPDV型、LPSV型）

■主な特長
①省エネ
・IE5相当の高効率PMモータとインバータを一体化し、併せて省エネを実現。
・インバータで回転速度を調節し、流量を最適化。循環用途での実測結果ではポンプ消費電力を平均35％削減。
　　
②イニシャルコストを抑え、省スペース・簡単設置・インバータ盤（本体・工事費）が不要。
・周辺機器（DCリアクトル、ノイズフィルタ）を内蔵し、省スペース化。
・誘導モータと同等の外形寸法を実現。既設ポンプと同一取合・面間寸法、同等性能で簡単に取替が可能。

③スマホアプリで簡単設定
・インバータの複雑なパラメータ設定が不要で、アプリで簡単に回転速度、加速時間、始動周波数などの各種設定が可能。

　詳細は、ニュースリリース