東洋エンジニアリング(TOYO)は9月27日、トルクメニスタンで化学品などの生産・販売を担う国営のTurkmenhimiya社(トルクメンヒミヤ社)と今後同社が計画するガス関連プロジェクトを中心に将来投資案件実現に向けて協力する内容の協定書を締結したと発表した。
豊富な資源を有する中央アジアの昨今の地政学的重要性の高まりを受け、日本政府は同地域との連携を強める方針を打ち出して、日本企業の進出を後押ししている。 これを受けて日本政府や多くの日本企業が参加した中央アジアビジネスフォーラムがカザフスタンのアスタナで8月9日に開催され、この機会に協定書を締結した。
TOYOはトルクメニスタンでガス処理/エチレン/ポリプロピレンプラントの建設プロジェクトを2014年に受注し完工した実績を有しており、今回の協定書締結を受け、トルクメニスタンの化学産業拡大への協力を通じて同国の発展に貢献していくべく、新規プロジェクトの実現に取り組んでいく。