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AeroEdge (エアロエッジ)、商業用航空機関連部品の量産に向け設備投資

 AeroEdge(エアロエッジ、栃木県足利市)は9月18日、同日開催の取締役会において、商業用航空機関連部品の量産に関する設備投資を決議したと発表した。

 航空機メーカーや航空機エンジンメーカーは、世界的な旅客需要の増加に伴う航空機需要に対応するため、生産拡大を進めている。航空機や関連部品の生産拡大に対応するためには、高品位な部品を安定供給出来るサプラ イヤーが不可欠となるが、他産業と比較しても、高い品質水準が求められる航空機関連部品の量産には、サプ ライヤーにも高い技術力や品質保証力が必要となる。そうした中、同社が携わる LEAP エンジンのチタンアル ミブレードでの量産実績が評価され、海外の新規顧客より新たに航空機関連部品の量産委託の引き合いがあったことから、当該部品における量産体制整備のための設備投資を行うことを決定した。

 同社は、商業用航空機として世界で最も受注残がある仏 Airbus 社製 A320neo ファミリー及び米 Boeing 社製 737MAX シリーズ用の航空機エンジン「LEAP」に搭載されるチタンアルミブレードの量産加工・販売を主たる事業と しているが、当該事業への依存度が高いことを事業上のリスクと認識している。今回の設備投資により、 LEAP エンジンではない、他の航空機関連部品の量産化を実現することで、事業ポートフォリオの拡大を目指す。

<設備投資の概要>
 当該航空機関連部品生産のために投資した設備は、既存の本社工場内に設置する予定。また、当該航空機関連部品の量産販売は、2026 年6月期下期頃に開始することを目指す。

設備:生産設備 / マシニングセンター、研削盤、特殊工程用設備等
:検査装置 / 非破壊検査用装置、三次元測定機等(国内外の一般事業法人からの購入)
生産品目:商業用航空機関連部品
場所:栃木県足利市寺岡町482-6(本社工場内)
投資予定額:17億円
投資開始:2024年9月
投資完了予定:2025年9月
取得資金:自己資金

 ニュースリリース

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