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井関農機、自動抑草ロボット「アイガモロボ」が第11回ロボット大賞で「農林水産大臣賞」受賞

 井関農機は9月11日、同社の取扱い製品である㈱NEWGREEN(東京都小金井市)の自動抑草ロボット「アイガモロボ」が、第11回ロボット大賞にて「農林水産大臣賞」を受賞したと発表した。

 ロボット大賞とは、経済産業省、(一社)日本機械工業連合会と農林水産省他4省が共催し、ロボット技術の開発と事業化を促進し、技術革新と用途拡大を加速するとともに、社会に役立つロボットに対する認知度を高め、ロボット需要を喚起すること等を目的に、将来の市場創出への貢献度や期待度が高いと考えられるロボット及びロボットに関する研究開発や人材育成等を表彰する制度。

■自動抑草ロボット「アイガモロボ」の特長

・田んぼの中を自律走行し土を巻き上げ、にごりを発生させると同時に、巻き上げられた土が雑草の種子や芽の上に堆積することで雑草の発生を抑制。

・ソーラーパネルを搭載し、太陽光発電によるクリーンエネルギーで稼働。

・農研機構、東京農工大学、㈱NEWGREEN(旧社名:有機米デザイン㈱)、井関農機で行った実証試験では、アイガモロボ導入により、導入しない場合と比べ、収量は平均10%増加し、機械除草回数が58%減少したことから、有機水稲栽培における省力的な雑草防除技術としての活用が期待されている。(2024年1月23日公表)

 詳細は、ニュースリリース

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