・高機能、高硬度脆性材料など難加工材用の精密微細加工機
㈱ソディックは9月11日、リニアモータ駆動 フェムト秒レーザ加工機「LSP4040」を開発し、2024年11月より受注を開始すると発表した。
■フェムト秒レーザ発振器は顧客の要望にあわせたカスタマイズ仕様で対応
フェムト秒レーザは、パルス幅が短いため加工物に熱が伝わるよりも早く照射を終えることができるので、熱影響による割れやデブリ(飛散した被加工材料が冷え固まって堆積したもの)が発生しにくいという特長がある。加工可能な材料もセラミックス、光学ガラスなどの脆性材料からダイヤモンド、超硬合金などの高硬度材まで広範囲に及び、あらゆるものづくりの現場で使用されている。
各産業で求められるレーザの仕様は多種多様なため、ソディックでは搭載するレーザ発振器を限定せずに、顧客の要望に応じたレーザ発振器をカスタマイズ仕様として装置に組み込み対応することが可能。