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福岡県、トヨタ自動車グループと日産自動車の新工場建設を発表

・「北部九州自動車産業グリーン先進拠点プロジェクト」が大きく前進、福岡県が「先進モビリティ」一大生産拠点へ

 福岡県は9月6日 、トヨタ自動車(愛知県豊田市)とプライムアースEV エナジー(静岡県湖西市)が、同県の「新松山臨海工業団地」に九州新工場を建設し、次世代BEV (次世代電気自動車)等への搭載を 目指している次世代電池(パフォーマンス版)の生産を行うことを決定したと発表した。次世代電池(パフォーマンス版)は、現行車種であるbZ4Xに搭載している電池よりも航続距離やコスト、充電時間等の面でパフォーマンス性を高めたもので、九州新工場で2028年の生産開始が予定されている。

 また、日産自動車は、2028年に軽電気自動車に搭載する予定LEP バッテリーを開発・量産する計画を明らかにし、そのための新工場を福岡県内に建設する予定としている。

 九州にはEV や自動運転に必要な車載半導体や画像センサーなどの先端技術の生産拠点が集積しており、今回、新たに電気自動車の心臓部ともいうべきEV 電池の工場が福岡県に立地することで、「北部九州自動車産業グリーン先進拠点プロジェクト」は大きく前進する。福岡県が「先進モビリティ」の一大生産拠点へと発展していく新時代が幕を開けるとしている。

<新工場概要>
事業主体:トヨタ自動車株式会社(用地購入)、プライムアースEV エナジー株式会社(工場建設及び生産)
立地場所:苅田港新松山臨海工業団地第2期分譲地(京都郡苅田町新松山2丁目
面積:敷地面積 276,517.78平方メートル
操業開始予定:令和10年(2028年)
業務内容:次世代電池の生産

 詳細は、ニュースリリース

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