㈱三井E&Sは9月4日、Yılport Holding A.Ş.(トルコ共和国、以下、Yılport)と、㈱国際協力銀行 (以下、JBIC)と、港湾運営事業における協力推進を目的とする業務協力協定を締結したと発表した。
この協定は、今後、Yılportが世界を代表するグローバルターミナルオペレーターの1社として、中南米やアフリカ等を含む世界各地でターミナル運営事業拡大を図る中、三井E&S製の港湾用コンテナクレーンの調達、及びJBICの金融支援に関する協議を促進することを目的とするもの。
三井E&SはYilportの最初の港湾運営事業となるトルコ共和国ゲブゼ港コンテナターミナルへ2007年にコンテナクレーンを納入して以来、同社が運営するトルコ国内、スウェーデン、ポルトガル、南米エクアドルの港湾向けに累計5ターミナルへ93基のコンテナクレーン納入実績を有しており、更に2015年のゲブゼ港コンテナターミナル向けコンテナクレーン納入の際には、JBICのバイヤーズ・クレジットによる融資も行われている。
今後も三井E&Sは、日本の金融機関のファイナンスの活用による、Yilportの世界各地でのグローバルターミナルオペレーター事業拡大に貢献すると共に、港湾物流事業の世界的市場展開を進めていく。
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