・成長市場であるアフリカにおける建機販売事業の発展を目指す
住友商事は8月30日、同社と建設・鉱山機械の代理店事業を展開するBIA Group(ベルギー、以下、BIAグループ)は、住友商事によるBIAグループへの出資を伴う戦略的資本提携契約を締結したと発表した。
住友商事は、90年代以降、北米・欧州・アジア地域においてコマツ製品の代理店事業を展開してきた。幅広いサービス網を通じて、機械の販売・納入にとどまらず、部品交換や修理などのアフターサービスを提供することで、顧客の生産性向上に貢献している。また、代理店事業で培ったノウハウを生かし、北米やアジアで建機レンタル事業に参入、電動化製品を含むレンタル商品の拡充や、機械の自動運転化などのICT(情報通信技術)・DXを活用したサービスの高度化により、顧客満足度の高いサービスを提供している。
■各社代表コメント:
・BIAグループCEO:Vincent Bia氏
「住友商事がBIAグループとの提携に関心と信頼を示してくれたことを非常に誇りに思います。本提携により、BIAグループは成長するアフリカ市場でさらなる成長が期待できます。両社が長年にわたり培ってきたコマツ製品の代理店事業の経験を生かし、建設・鉱業・運輸・エネルギー業界のお客様に引き続き満足いただけるサービスを提供していきます。」
・住友商事 建機ソリューションSBU長 日向健一氏
「欧州・アフリカで100年以上にわたり建設・鉱山機械代理店事業を行ってきたパイオニアであるBIAグループと戦略的提携を締結でき、大変うれしく思います。住友商事は、建設・鉱山機械代理店事業における長年にわたる経験・ノウハウがあります。同じく豊富な経験を持つBIAグループとの連携を通じて、新たな価値創造とBIAグループの持続可能な成長を達成することに全力を尽くします。」