東亜建設工業は9月2日、PSAコーポレーションリミテッド（シンガポール）より、シンガポール共和国トゥアス地区におけるコンテナターミナルの建設工事を受注したと発表した。価格は非公表。
今回受注した工事は、東亜建設工業が2019年より施工し、一部が運営開始したトゥアス港開発第1期建設工事(13バース、コンテナターミナル約250ヘクタール)に続く、第1期建設工事の最終部分である5バース、コンテナターミナル約85ヘクタールを建設するもの。
トゥアス港は今後も約20年をかけて段階的に建設が進められ、全体の計画が完成した後は年間取扱量6,500万TEUの世界最大の自動化コンテナ港となる。
東亜建設工業は、工事の完成に向けて着実に施工を行うとともに、本開発計画への更なる参画や多様なインフラプロジェクトへの参画を通じ、同国ひいては世界の発展に貢献していく。
＜工事概要＞
工事名称：トゥアス港第１期コンテナバース（5バース）建設工事
発注者：PSAコーポレーションリミテッド
請負者：東亜建設工業株式会社
完成時期：2026年後半予定