HD Hyundai Infracore （HD現代インフラコア ）：2024年8月20日
・リヤド外環状道路開発プロジェクトに油圧ショベルとホイールローダーを供給。
・チャネル強化戦略で主要顧客をターゲットにすることで、売上と収益性の確保を目指す。
・地域トレーニングセンターを設立し、追加受注の獲得を促進することで顧客サービスを強化。
HD現代インフラコアは20日（火）、サウジアラビアの総合建設会社SAPACとNesma & Partners Contracting（ネスマ・アンド・パートナーズ・コントラクティング）と油圧ショベルやホイールローダーなど建設機械計100台の供給契約を締結したと発表しました。
この契約により、HD現代インフラコアは今月末までに、50トンの大型油圧ショベル20台、20トンの中型油圧ショベル 40台、大型ホイールローダー40台の合計100台の建設機械を顧客に順次供給することになります。
関連機器は、2027年までにサウジアラビアの首都リヤドの外環状道路を整備する「リヤド・リング・ロード」プロジェクトに活用される予定です。
世界的不確実性により建設機械の需要が鈍化する中、HD現代インフラコアは今年初めから新興市場の主要顧客からの受注獲得を推進し、売上と収益性の確保を図り、チャネル競争力強化戦略に取り組んできました。
特にサウジアラビアでは、既存のNEOM都市計画に続き「2030エキスポ」誘致で交通インフラの拡充が進む首都リヤドに営業力を集中し、今回の受注という成果を上げました。
さらに、HD現代インフラコアは今年初めにサウジアラビアにRTC（地域トレーニングセンター）を設立し、中東地域のサービス担当者の技術力を高め、顧客満足度を向上させることでサービス品質の強化を図っています。
ＨＤ現代インフラコアの関係者は次のように述べています。
「顧客のニーズを考慮した製品とサービスを提供し、大型インフラ投資が続くサウジアラビア市場で大型受注に成功しました。主要顧客の継続的な管理を通じてブランドの信頼性を高め、追加受注に努めます。」
画像：サウジアラビアから受注した大型ホイールローダー
ニュースリリース
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。