営業利益は、52,354百万円(同6.7%減)となつた。原価率の上昇、並びに人件費、賃借料、修繕費、及び租 税公課など販売費及び一般管理費の増加が主な減益要因。経常利益は、68,278百万円(同8.7%減)となった。上述の影響に加え、為替差益が減少したことが主な減益要因。税金等調整前四半期純利益は、68,067百万円(同9.1%減)となった。上述の影響に加え、固定資産除却損の 増加が主な減益要因。親会社株主に帰属する四半期純利益は、48,705百万円(同6.6%減)となった。
自動制御機器(空気圧機器)の需要は、半導体・電機関連は、アジアで回復の動きはあるものの、日本・北米などは総じて低調に推移した。自動車関連は、中華圏(中国・香港・台湾)のEVバッテリー需要が大きく落ち込み、他地域でも設備投資を手控える動きが継続した。工作機械関連は中国の景気減速により、調整局面が続いた。医療機器関連、食品機械関連及びその他の業種向けは、コロナ後の新たな自動化需要はあるものの、伸び悩んだ。
■連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2025年3月期の連結業績予想については、2024年5月14日公表(下記)した内容から変更していない。
売上高8,400億円(前期比8.1%増)、営業利益2,340億円(19.3%増)、経常利益2,740億円(9.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,940億円(8.8%増)。