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コマツ、Hondaと共同開発した電動マイクロショベル「PC01E-2」を新発売

・カーボンニュートラル実現に向けた現場の電動化を加速

 コマツは7月31日、本田技研工業(Honda)と共同開発した電動マイクロショベル「PC01E-2」を8月より国内市場で発売すると発表した。

 当該機は、2022年3月に国内市場へレンタル機として導入した電動マイクロショベル「PC01E-1(従来機)」のモデルチェンジ機。昨年10月に発売したPC05E-1と同様に、動力源として着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー※1)」や電動パワーユニット「eGX」※2を搭載している。

 従来機の導入以来、静かで排出ガスが出ないことはもちろん、燃料の補給が不要となりバッテリー交換のみで使用できる利便性、エンジン車「PC01-1」と遜色ない掘削性能などで好評。モデルチェンジにあたり、特に改善要望の多かった後部のスリム化を織り込み、バッテリーを2個から1個に減らし、車体中央部に配置した(ミッドシップレイアウト)。これにより、従来機より全長を約20㎝コンパクトにしながら、エンジン車「PC01-1」以上の安定性を実現し、使い勝手の良さを更に向上した。当該機は、国土交通省GX建設機械認定制度※3で既に認定を取得しており、コマツの認定機種は8機種目になった。コマツは、今後も、顧客のさまざまな環境負荷低減のニーズに応える商品・ソリューションの開発に取り組んでいく。

 コマツは中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上とESG課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していく。

※1:Honda Mobile Power Pack e:は、Hondaが開発した着脱式可搬バッテリー。
※2:電動パワーユニット「eGX」は、Hondaが開発した電動モーターやコントロールユニット、インバーターなどが含まれる動力源。
※3:カーボンニュートラルに資するGX建設機械の普及を促進し、建設施工において排出されるCO2の低減を図るとともに、地球環境保全に寄与することを目的に設けられた制度。

 詳細は、ニュースリリース

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