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日本精工、欧州ノイベック社を売却

 日本精工(NSK)は7月26日、欧州生産子会社であるノイベック社を個人投資家のStephen Lord氏、ノイベック社工場長 Willi Castro氏、ノイベック社経理部長Dominik Szell氏の3名に売却することを決定したと発表した。売却は2024年度上半期中での完了を目指す。なお、本件がNSKの業績に与える影響は軽微という。

■売却の理由
ノイベック社は1990年にNSKがUPI社を買収した際にNSKグループの一員となり、以来Neuwegブランド/デザインの複列玉軸受を中心に生産を続けてきた。NSK既存事業とのシナジーが限定的であることから、NSKの欧州構造改革の一環として、売却交渉をすすめてきたが、このほど上記投資家との合意に至ったもの。

<売却する子会社(ノイベック社)の概要>
名称:Neuweg Fertigung GmbH (ノイベック社)
所在地:Ehinger Strasse 5, D-89597 Munderkingen, Germany
代表者の役職・氏名:取締役 Ulrich Nass, 駒場三千夫
事業内容:軸受の製造
資本金:8.9百万€
設立年月日:1954年7月2日
 
<参考:Stephen Lord氏のプロフィール>
コンサルタント兼個人投資家
Dow Schofield Watts社の主要パートナーで経営コンサルタントとして活動
個人投資家として、発電、機械、ロボットなど現在10以上のプロジェクトを実行中
 
ニュースリリース

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