Deere & Company （ディア社）：2024年7月22日
・まったく新しい E-Drive 744 および 824 X-Tier 生産クラス ホイール ローダーは、大幅なマシンのアップグレード、燃料の節約、生産性と可視性の向上を実現。
・E-Drive システムは、操作を簡素化し、複雑さを軽減しながら、瞬時にパワーを提供。
ジョンディアの製品マーケティング マネージャー、Katie Voelliger （ケイティ・ヴォリガー）氏は次のように述べています。
「効率性と持続可能性が密接に関係する市場において、当社はE-Drive 744および824 X-Tierローダーで先導的な役割を担い、お客様に革新的な新しいソリューションを提供し続けられることを誇りに思います。これらの生産クラスのローダーは、お客様のダウンタイムと所有に伴うコストを削減するだけでなく、大型ホイールローダーを含むあらゆるサイズのマシンにプレミアム機能、ハイブリッドソリューション、高度なテクノロジーを提供するという当社の取り組みを体現しています。」
建設市場にハイブリッドマシン ソリューションを提供してきた長い歴史を持つ、新しい 744 および 824 X-Tier ローダーには、ジョンディア独自の電動可変トランスミッション (EVT) E-Drive システムが搭載されています。両モデルとも、主な動力源として JD9 ディーゼル エンジンを搭載しますが、トルクコンバーターと従来のトランスミッションは EVT システムに置き換えられ、効率が向上しています。さらに、E-Drive コンポーネントは瞬時に動力を提供すると同時に、操作を簡素化し、複雑さを軽減します。これらのマシンは、ハイブリッド設計により年間燃料コストを大幅に削減できるだけでなく、生産性機能の強化により、従来の駆動システムと比較して、総所有ライフサイクル コストが最大 7% 削減されます。
キャビンの快適性を重視し、エンジン回転数が一定であるため、オペレーターはキャビン内の静粛性を期待できます。さらに快適性を高めるため、プレミアム シートや Bluetooth 対応の AM/FM ラジオなどの強化機能により、顧客は最大限の快適さを体験できます。また、骨材や道路建設用途のように、顧客が長距離にわたって資材を運搬する場合、タイヤ空気圧監視システムを追加すると、タイヤが 1 日中適切な空気圧を維持できるようにすることで、タイヤ寿命を延ばし、燃料消費を抑えることができます。
認識と安全性を向上させるため、両モデルとも視認性と状況認識力が向上しています。高度なビジョン システムと高度な物体検出機能により、オペレーターはローダーの両側の視野範囲が広がり、従来のミラーよりも優れた視認性が得られます。また、動的な反転投影パス ラインにより、予想される反転パスを視覚化して、視線をより正確に把握できます。744 および 824 X-Tier のデラックス LED ライトは、見にくい状況でも視界を増幅するのに役立ちます。
制御性に関しては、744 および 824 X-Tier ローダーは、より簡単な操作により比類のない生産性を実現します。ジョンディア独自のパイル スリップ アシストが搭載されたことにより、オペレーターはパイルが噛み合う前にプロアクティブ ディファレンシャル ロックを体験でき、タイヤのスリップが減り、バケットの充填が改善され、サイクル タイムが短縮されます。EVT は、オペレーターの入力が少なくなり、ペダル 1 つで操作できるため、より瞬時の応答が可能になり、複雑さも軽減されます。
最後に、どちらのモデルも、標準モードとパフォーマンス モードという 2 つの燃料効率の良い操作モードを備えています。デフォルトの標準モードでは、持続可能性を優先し、生産性を確保しながら、燃料消費量を最大 25% 削減します。パフォーマンス モードでは、生産性を最優先し、パフォーマンスを 5% 向上し、燃料消費量を 15% 削減します。
744 および 824 X-Tier ローダー、および John Deere 建設機械の全ラインナップの詳細については、www.JohnDeere.com にアクセスするか、最寄りの販売店にお問い合わせください。
■ Deere & Company について
Deere & Company (ディア社) は、農業、建設、林業機械の提供における世界的リーダーです。当社は、顧客がより生産的で持続可能な方法で可能性の限界を押し広げ、生活を飛躍的に前進させるお手伝いをしています。当社のテクノロジーを活用した製品には、John Deere Autonomous 8R Tractor、See & Spray™、E-Power Backhoe などがありますが、これらは、世界中で高まる食糧、住居、インフラのニーズに応える当社の取り組みの一例にすぎません。Deere & Company は、John Deere Financial を通じて金融サービスも提供しています。
ニュースリリース
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。