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玉林園、和歌山市の本社付近に第三工場を増設

 ㈱玉林園(和歌山市出島)は、本社付近に第三工場を増設する。2026年3月の操業開始を予定している。7月11日、和歌山県が発表した。

 同社は世界初の抹茶入りソフトクリーム「グリーンソフト」や「てんかけラーメン」などの人気商品で知られ、飲食店事業の「グリーンコーナー」も幅広い世代に親しまれ、テレビ番組など多くのメディアにも取り上げられている。

 県、市によると、近年は大手外食チェーン店やテーマパーク向けのアイスクリームなどの受託製造を手掛けるなど販路を広げており、グリーンソフトの製造や受託製造のさらなる増加が見込まれることから、生産能力の拡大、効率化を図るため、今回の工場増設を決定した。

 第三工場敷地面積2,534㎡、延べ床面積2,861㎡。3年間で正社員10人の新規地元雇用を予定し、建物と機械設備などに約6億4,000万円を投資する。

 7月17日に和歌山市役所で、県、市、同社による立地協定の調印式を行う。

<企業概要>
企業名:株式会社玉林園
所在地:和歌山市出島48番地1
創業:1854年(安政元年)
設立年月:1956年6月1日
代表者:代表取締役 林 和宏
資本金:2,400万円
売上高:17億6,951万円(2024年4月期)
従業員数:144名(正社員70名、非正社員74名)
事業所:本社工場、第二工場、飲食店舗、お茶道具販売店舗
業務内容:ソフトクリーム原液等の食品製造業、レトルト食品等の卸売業、飲食サービス業、茶葉・茶道具の販売業

<立地計画概要>
進出場所:和歌山市出島60番地1
敷地面積:2,534㎡ (延床面積:2,861㎡)
事業内容:グリーンソフト等アイスクリームの製造
雇用予定:新規地元雇用者 正社員10名(3年間)
投資額:約6億4,000万円(建物・機械設備等)
操業時期:2026年3月稼働予定

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