日立建機ヨーロッパ、部品倉庫を近代化、高まる需要に対応

　Hitachi Construction Machinery (Europe) NV （HCME、日立建機ヨーロッパ）：2024年7月9日

　日立建機ヨーロッパ（HCME）は、ディーラーや顧客からの高品質スペアパーツの需要の高まりに応えて、Oosterhout （オーステルハウト）にある欧州倉庫をアップグレードしました。オランダの施設に保管されている部品の数は、過去10年間で大幅に増加し、2015年の68,800個から2024年には約80,000個になります。HCMEはこの数が今後も増加し続けると予想しており、将来を見据えた近代化された倉庫を設計しました。

　HCME は、サードパーティ契約物流の世界的リーダーである Neovia （ネオビア）と協力し、28,000 平方メートルの建物を最大限に活用しました。アップグレード前、この施設には部品を保管する場所が 73,000 か所ありましたが、現在は 110,000 か所に増え、鉱山機械、ホース、配管に必要な大型部品や、動きの速い品物に重点が置かれています。

　完成までに 2 年を要した倉庫の改造により、特定の部品専用の箱やラックが増え、保管容量が増加しました。これにより、ピッキングプロセスの精度が向上し、より大型で高価な部品を安全に保管するためのスペースが追加されました。

　HCMEの部品物流マネージャー、Hans Lam （ハンス・ラム）は次のように次のように説明しています。
「欧州の鉱業市場は現在活況を呈しており、当社が経験している部品の需要増加を牽引しています。当社は、6月27日に新しい倉庫を再開し、同僚、HCME の上級リーダーシップ チーム、Michael Fahy (マイケル・フェイ 、Neovia の CEO)、Miguel Mazarias (ミゲル・マザリアス 、Neovia の EAME および APAC 担当上級副社長) に公開できることを誇りに思います。
近代化プロセスの間、当社はディーラーと顧客の両方に対して高いレベルのサービスを維持し、HCME に期待される一貫性のある信頼性の高い部品供給を確保しました。そして今、当社は最先端のフルフィルメントセンターを所有しており、今後も顧客のニーズに応え続けるでしょう。」

　ニュースリリース
　＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。