Konecranes （コネクレーンズ）：2024年7月3日
・フィンランドのOulu （オウル港）は、Konecranes Gottwald (コネクレーンズ・ゴットヴァルト）第6世代ポータルハーバークレーンで貨物の取り扱いを拡張します。
フィンランド北西部で最も忙しい港の1つであるオウル港は、主にコンテナを扱うOritkari（オリトカリ）を含む3つの商業港湾施設で広範な貨物サービスを提供しています。現代の商業海上交通はさまざまな種類の船舶を採用しているため、新しい第6世代ポータルハーバークレーンは、デッキにコンテナを高く積み重ねたRoRo船を処理するために使用されます。また、一般貨物や125tまでの大型プロジェクト貨物の取り扱いの柔軟性も向上します。
「この新しいポータルハーバークレーンは、コンテナの処理能力を拡大し、他の種類の貨物も処理するための不可欠な柔軟性を追加します。旋回は、手の取りにくいコーナーのものを含め、RoRo船のすべてのコンテナにアクセスするための余分な可動域を提供します。さらに、その電気駆動は、州の環境許可に沿ったエネルギー消費を削減します」と、オウル港のマネージングディレクターであるMarko Mykkänen（マルコ・ミッカネン）は述べています。
「オウル港にすでに設置されている2台のコネクレーンズ製クレーンの優れた性能により、顧客は第6世代のポータル港湾クレーンが現在のニーズに最適なソリューションであると確信しました。既存のレールにクレーンを設置できるため、港が生産性の新時代に移行する際のダウンタイムを最小限に抑えることができます。」と、コネクレーンズのポートソリューションの地域セールスマネージャーであるHans-Jürgen Schneider（ハンス・ユルゲン・シュナイダー）は述べています。
注文は1つのコネクレーンズ Gottwald ESP.7ポータルハーバークレーンで、作業半径は最大51m、最大容量は125tで、ポストパナマックスクラスまでのコンテナ船にサービスを提供しています。強力な吊り上げ能力曲線、改善されたハンドリング率、高い分類により、長寿命が保証されます。ケーブルリールで港湾本管から電力を供給し、局所的な排気ガスを排除し、クレーンの補助消費のために、またはグリッドにフィードバックするために、低下および制動エネルギーを収集します。既存のポータルに合わせて調整されたクレーンは、18mのトラックゲージを持ち、クリアランスの高さは7mで、作業半径を最大化するために水側の近くに取り付けます。この非対称デザインをサポートするために、水側の各コーナーに8つの車輪があり、土地側の各コーナーに6つの車輪があります。
■ Ecolifting™を搭載
この注文は、顧客の二酸化炭素排出量を削減しながら、当社の製品およびサービスポートフォリオで達成できる有益な環境への影響を意味するハンドプリントを増やすというコネクレーンズのビジョンであるEcolifting™の一部です。エコ最適化のディーゼルドライブから、ハイブリッド化、完全電化フリートまで、私たちはより少ないものでより多くのことを続けます。
顧客への強い焦点とビジネスの成長と継続的な改善へのコミットメントにより、コネクレーンズはマテリアルハンドリング業界のリーダーとなっています。これは、デジタル化と技術への投資に加えて、経済を脱炭素化し、循環性と安全性を促進するソリューションで材料の流れをより効率的にするための私たちの仕事によって支えられています。
■ Konecranes（コネクレーンズ）について
コネクレーンズはマテリアルハンドリングソリューションのグローバルリーダーであり、複数の業界の幅広い顧客にサービスを提供しています。私たちは、常により安全で生産的で持続可能な方法を見つけることができることを知っているので、日常的な改善から最も重要な瞬間のブレークスルーまで、業界のベンチマークを一貫して設定しています。だからこそ、50カ国以上に約16,600人の専門家を擁するコネクレーンズは、世界が必要とするものを持ち上げ、処理し、移動するために毎日信頼されています。2023年、グループの売上高は合計40億ユーロでした。コネクレーンズの株式はナスダック・ヘルシンキ(シンボル:KCR)に上場しています。
ニュースリリース
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。