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東京センチュリー、諸岡および伊藤忠商事と相互協力、北米で建設機械を拡販

 東京センチュリーは6月13日、㈱諸岡(茨城県龍ヶ崎市)および伊藤忠商事と相互協力のうえ、北米における諸岡製の建設機械等の拡販を推進する業務提携契約を締結したと発表した。

 諸岡は、「未来を支えるグローバルニッチカンパニー」として、キャリアダンプ(不整地運搬車)をはじめとする建設機械や 木材破砕機など、高品質で独創的な製品を提供している。今回、業務提携契約に基づき、東京センチュリーは米国のグループ会社を通じて諸岡製品に係る販売、ファイナンスおよびメンテナンス等の各種サービスの提供を開始する。また、諸岡は製品や部品供給を、 伊藤忠商事は北米市場に係る情報提供のほか、貿易や物流改善に向けた提案を担う等、各社連携のもと、北米市場における諸岡製品の拡販に取り組んでいく。

 東京センチュリーは「中期経営計画 2027」における国際事業分野の事業戦略として、収益性の高い北米ニッチ市場における取組拡大を掲げている。これまでに、連結子会社の Tokyo Century (USA) Inc.(米国ニューヨーク州)の子会社であり、 小型建設機械や樹木整備機器の販売からアフターサービス、レンタル等の総合サービスを提供する FMI Equipment(Fiber Marketing International, Inc. /米国ワシントン州)と、リース・ファイナンス会社の AP Equipment Financing (Allegiant Partners Inc. /米国オレゴン州)のリソースを掛け合わせ、従来のリース・ファイナンスの提供に加え て、販売・アフターサービスも一体化する「ワンストップ・サービス」体制を構築してきた。

 北米の建設機械市場は物価高の影響を受けつつも、建設業界の持続的な成長に加え、インフラ投資や修繕による堅調な需要が引き続き見込まれている。また、林野火災防止や環境保護需要の高まりを背景とした樹木整備機器の持続的な市場拡大も見込まれ、諸岡製品への需要が期待できる。

諸岡の製品力と東京センチュリーグループの「ワンストップ・サービス」体制、そして貿易・物流に係る伊藤忠商事の豊富な実績と知見を掛け合わせることにより、米国における諸岡製品の拡販を推進するとともに、東京センチュリーとしても国際事業分野の重要戦略エリアで ある米国での事業拡大を加速していく。

 ニュースリリース

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